ジョークの花園 ~面白いアメリカンジョークを日本語で~

英語のジョーク(Joke)から秀逸なネタを選び、独自にアレンジして日本語でご紹介。ブラックジョークやちょっぴりエロいアダルト系の小ばなしも含まれることをご了承ください。ユーモアは心の潤滑油。気軽にお楽しみください。

(今日のジョーク)100階のバー

高層ビルの100階にある高級バーのカウンターに一人の男が座り、ウイスキーを注文した。

 

男は目の前に置かれたウイスキーを静かに飲み干すと、突然、窓を開けてグラスを外へ放り投げた。

続けて男は、なんと!自分もその窓から身を投げてしまった。

 

それを近くで見ていた初老の紳士が、「大変だ!」と叫んだ。

 

しかし、しばらくして、窓から身を投げたはずの男が、グラスを持って平然と戻ってきた。

 

紳士はびっくりして男に尋ねた。

 

「あなたは、さっき、グラスを窓から捨て、さらに身を投げましたよね?ここは100階ですよ!」

 

男はうなずくと、また同じことをやり、今度はそのまま宙に浮いてみせた。

そして、微笑みながら手を広げ、こう言った。

 

「このビルは不思議な構造でね。ほら、この通り!外に飛び出しても宙に浮くんだ」

 

紳士はそれを見て、自分も窓から飛び出してみた。

しかし、紳士の方は宙に浮くことはなく、そのまま落下してしまった。

 

一方、男の方はバーのカウンターに戻って、また平然とウィスキーを注文して飲みはじめた。 


この一連のやりとり見ていたバーテンダーが、カウンターの向こうで、ため息をつきながら男に言った。

 

「相変わらず酒癖が悪いですな、スーパーマン」

 

 

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