ジョークの花園 ~面白いアメリカンジョークを日本語で~

英語のジョーク(Joke)から秀逸なネタを選び、独自にアレンジして日本語でご紹介。ブラックジョークやちょっぴりエロいアダルト系の小ばなしも含まれることをご了承ください。ユーモアは心の潤滑油。気軽にお楽しみください。

(今日のジョーク)秘密のコスメポーチ

シリコンバレーの起業家として財をなしたジョンは、奥さんの誕生日に皮のコスメポーチをプレゼントしようと思った。

 

ちょうどイタリアに出張に行ったビルは、有名な皮製品の店をいくつか見てあるいた。
しかし、どうもありきたりなものが多かった。

 

そこでジョンは、裏通りを歩き、古い小さな革製品の工房を見つけて入ってみた。

店主:「いらっしゃいませ」

ジョン:「皮のコスメポーチを探しているんだ。妻の誕生日にプレゼントしようと思ってね。ただ、有名なお店をいくつか見たんだが、ありきたりなものしかなくてね。値が張ってもいいから、他には無いような何か特別なものはないかな」

店主:「実は、普段お店には出していないのですが、世界中でうちの工房だけしかつくっていない、とっておきのポーチがあります」

 

店主はそう言うと、店の奥から小さな箱を取り出してきて、開いてみせた。

 

ジョン:「ん?これはどこにでもある普通の皮の小さなポーチにしか見えないが?」

店主:「はい。ぱっとみただけではわかりませんが、このポーチは特別な材料で作られているんです」

ジョン:「特別な材料?」

店主:「はい。実はこれは、男の子の性器の皮だけを集めて作られているのです」

ジョン:「なんと!この小さなポーチは、男の子のあそこの部分の皮でだけ作られているのか!?それは確かに変わっている。でも、どうやってそんな皮を手にいれたんだ?」

店主:「私の古い友人に、ユダヤ教のラビと呼ばれる司祭がおります。ご存知のように、ユダヤ教徒の男子は割礼を受ける必要があります。友人のラビはそうして集まった男の子の性器の皮を、有効に利用してくれるならと、まとめて私にくれたのです」

 

ジョン:「そういうことなのか。しかし、見た目は普通の小さなポーチにしか見えないし、そもそもそれでいったい、何がうれしいのかね?」

 

店主:「こすると、スーツケースになります」