パトリックとサラはどちらも80歳を超えていた。
パトリックは、数年前に妻を亡くしていた。
サラもまた、10年前に夫を亡くしていた。
2人は知り合い、会うたびに親しくなった。
ある日、パトリックは、意を決してサラに伝えた。
パトリック:「私と結婚してください!」
サラ:「ええ!喜んで!!」
2人は永遠の愛を誓った。
ところが、翌朝、パトリックは、サラの返事がどうだったのか、はっきり思い出せなくなっていた。
そこで、パトリックはサラに電話をした。
パトリック:「サラ、昨日、私は君に結婚を申し込んだけど、返事はどうだったかな。歳のせいで、どうもはっきり思い出せなくて」
サラ:「電話してくれてありがとう!おかげで助かったわ。昨日、誰かからプロポーズされたんだけど、誰だったか思い出せなくて困っていたの」