タクシーに乗った客が、黙ったままハンドルを握っている運転手に話しかけようとして、後部座席から運転手の肩を軽くトンとたたいた。
すると、運転手は悲鳴をあげながら震えあがって驚き、タクシーは急ブレーキをかけ、道路の脇でスピンして止まった。
客:「わ、悪かったな、運転中に。しかし、ちょっと肩に触れただけでそんなに驚くとは」
運転手:「お客様、すいません。実は私は、今日、タクシーの運転手になったばかりだったので」
客:「あんた、タクシーの運転手をはじめたばかりなのか。そりゃ、慣れるまで大変だな。でも、なんで後ろからちょっと触れただけのことで、そんなに驚くんだ?」
運転手:「昨日まで、葬儀屋で霊柩車を運転していたんです」