3人の男が泊りがけでスキーに出かけた。
スキーシーズンで、あいにく宿には十分な空き部屋がなく、3人はひとつのベッドで寝ることになった。
真夜中に、右側で寝ていた男が目を覚まして言った。
「さっき、手こきされる夢を見たんだ。ぎゅっと握られて、やけにリアルだった」
左側で寝ていた男も目を覚まして言った。
「お前もか?俺も、手こきされる夢を見た」
すると、真ん中で寝ていた男が目を覚まして言った。
「お前ら変な夢見てるな。俺は急斜面を滑りながら両手でストックを操っているところだった」