スティーブとジョンとビルの3人が、登山に出掛けた。
しかし、不幸にして、スティーブが岩山で足を滑らせ、死んでしまった。
ジョンとビルは不幸な事故に遭ったスティーブの遺体を回収し、
予定を切り上げて急いで山を下りた。
2人は、警察に届けを出すと同時に、
スティーブの奥さんに彼が死んだことを速やかに知らせようと思った。
口のうまいジョンがその役目を引き受けた。
しばらくして、ジョンはワインのビンをぶら下げて戻ってきた。
ビル: 「ジョン、スティーブの奥さんにはちゃんと伝えてくれたかい?」
ジョン: 「ああ。おかげでこのワインをもらえたよ」
ビル: 「ワイン?どういうことだい?」
ジョン: 「スティーブの家に行って、奥さんに、『スティーブの未亡人はあなたですか?』って聞いたんだ。そしたら、『いいえ、私は未亡人じゃありません』て言うから、『じゃあ、ワインを1本賭けましょう』って言ったんだ」