ジョークの花園 ~面白いアメリカンジョークを日本語で~

ブラックジョークを含むアメリカンジョークや冗談を中心に、英語学習の合間に読んできた様々な英語のジョークから面白いネタを選び、日本人の感覚に合うようにアレンジして、日本語で紹介します。欧米の小ばなしにはそのようなものが多いため、ちょっとエロいアダルト系のネタも含まれることをご了承ください。笑いやユーモアは心の潤滑油。日常の中の気晴らしのページとしてお楽しみください。

(今日のジョーク)神様の救いを待つ男

ミシシッピ川の近くに、信心深い男が住んでいた。

男は、毎朝毎晩、神に祈りをささげていた。

 

ある日、ハリケーンがこの地域に迫ってきた。

周囲は大騒ぎになり、人々は避難を始めた。

 

お隣の家族も避難の準備を始め、

男にも、「一緒にうちのトラックに乗って逃げよう」と、声をかけた。

 

しかし、男は、「神が私を救ってくれる!」と言ってこの申し出を断った。

 

やがて、雨が激しくなった。

 

川の水位が上がり、水が周囲にあふれ出した。

男の家も水に浸かり始めた。

 

そこへ、救援のボートが男の家にやってきた。

ボートに乗っているレスキュー隊は、男に声をかけた。

「そこは危ないので、このボートに乗って逃げてください」

 

しかし、男は、「神が私を救ってくれる!」と言ってこの申し出を断った。

 

さらに雨が激しくなり、男はついに、首まで水に浸かった。

救援のために軍隊のヘリコプターがやってきた。

ヘリの隊員はロープを下ろし、「これにつかまってください!」と叫んだ。

 

しかし、男は、「神が私を救ってくれる!」と言ってこの申し出を断った。

 

さらに雨は激しくなり、

とうとう、荒れ狂った濁流が男をのみ込んだ。

 

気がつくと、男は天国にいた。

 

男は、天国で神様を見るなり、文句を言った。

「私はあなたを信じ、毎日祈りを捧げ、ハリケーンが来た時もあなたの救いを待っていたのですよ!」

 

神様は、困った表情を浮かべながら答えた。

 

「わしは、お前を救うため、トラックと、ボートと、軍のヘリまで、送り込んだんだが」。

 

 

 

ジョークの花園 ~面白いアメリカンジョークを日本語で~