CIAとFBIとニューヨーク市警察のトップが、犯罪捜査の能力が一番高いのは3つのうちどの組織か、言い争いになった。
そこで、アメリカ大統領が仲裁に乗り出した。
大統領は、3つのうちもっとも捜査能力が高い組織はどこか、実際にテストを行うことを提案した。
その結果、ウサギを森に放ち、そのウサギを見つけられるかどうかを試すことになった。
まず、CIAが捜査を開始した。
CIAは森の中の動物と植物に聴き取り調査を行い、森のあちこちに盗聴器を仕掛けた。
1か月後、CIAは、森の中にウサギはいない、と断定して捜査を完了した。
次いで、FBIが捜査を開始した。
FBIは森に火を放った。
森は何日も燃え続け、とうとう焼け野原になった。
FBIは焼け跡から焦げを拾い上げ、目的の達成と捜査の完了を報告した。
最後に、ニューヨーク市警察が捜査を開始した。
数多くの警官が動員され、捜査は敏速に行われた。
そして、わずか数時間後、警官たちは一匹のクマに手錠をはめて連行した。
あざだらけになったクマは、取調室でつぶやいた。
「わかったよ。もう降参だ。俺はウサギだよ」
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