ロバートは車を運転して仕事から家に帰る途中だった。
いつもの街はずれの橋を通りかかったとき、ひとりの美人が橋から身を乗り出していた。
ロバートはすぐに車を止めて飛び出し、身投げをしようとしている美人を踏みとどまらせた。
美人:「お願い!止めないで!このまま死なせて!!」
ロバート:「神様から授かったせっかくの命じゃないか。はやまっちゃだめだ!」
ロバートは、必死に引きとめ、説得した。
そのうち美人の方も少し冷静になってきた。
ロバート:「何があったかしらないが、君は若くてそんなにきれいなのだから、いくらでもやり直せるさ。あの、そうだな、俺なんてどうかな?」
美人:「あなたと?本当に、あたしなんかでいいの?」
彼女は、ロバートの顔を真剣にみつめた。
そして、命の恩人の首のまわりにゆっくり手をかけ、熱いキスをした。
ロバート:「とろけるようなキスだったよ。それにしても一体、なんで身投げなんてしょうとしたんだ?」
美人:「両親が、もう絶対、女の格好なんてするな、と言うの」。