警察のスラム街の捜査で、2人の男が麻薬の不法所持で捕まった。
2人は取り調べを受け、起訴された。
裁判の結果、裁判長は、判決を言い渡した。
「麻薬の不法所持はけしからん。しかし、お前たち2人は、初犯なので、特別に3日だけチャンスをやろう」
裁判長は続けた。
「これから街に戻り、麻薬の害について説明するんだ。もし、仲間たちに麻薬を止めさせることができたら、お前たちを釈放してやろう」
2人の男はスラム街に戻り、3日後に再び法廷に戻ってきた。
裁判長:「どうだった?」
一人目男:「はい、私はこの3日の間に、12人の仲間たちに麻薬を止めさせることに成功しました」
裁判長:「12人!それは素晴らしい。どうやったのかね?」
一人目の男:「仲間を集め、地面に大きな円と小さな円の絵を描いたのです。最初に大きな円を見せ、次に小さい円を見せました。そして、『麻薬を続けると、脳みそがこんな風に小さくなってしまうんだぞ!』と、説明しました」
裁判長:「なるほど。それは説得力があるな。(二人目の方を向き)ところで、おまえはどうだった?」
二人目の男:「私は156人の仲間たちに麻薬を止めさせることができました」
裁判長:「え?156人!それはすごい!いったい、どうやったんだ?」
二人目の男:「私も、仲間を集め、大きな円と小さな円の絵を描いて見せたのです」
裁判長:「それは一人目と同じだな」
二人目の男:「いいえ。私は、最初に小さな円を見せて、次に大きな円を見せました。『もし、捕まって刑務所に行ったら、お尻の穴がこうなっちゃうぞ!』って」