市役所に雇われた2人の男が、公園で仕事をしていた。
それはとても奇妙なものだった。
まず、1人目が穴を掘る。
しばらくすると、2人目がその穴を埋める。
2人は、そうやって少しずつ位置を変えながら、順番に穴を掘っては埋める作業を続けていた。
たまたま通りかかった市民が、その様子を見て不思議に思い、2人に話しかけた。
「いったい、どうしてそんなことをしているのですか?」
2人は答えた。
「俺たちは、市役所から命じられたことをしているだけさ。本当は木を植える担当もいるんだが、そいつは今日お休みなんだ」
(おまけのジョーク)
通りがかりの一人の男が、公共工事の現場で休憩中の労働者に尋ねた。
「この現場では、何人くらい働いているのですか?」
労働者は、考えながら答えた。
「そうだねえ。3人のうち1人というところかな」