会社員のベンは妻のケイトと息子のジョニーの3人で暮らしていた。
とある休日、ネットサーフィンをしていたベンは、Amazonで最新式の人工知能技術に基づく「ウソ発見器」を搭載したロボットが売られているのを見つけた。
興味を持ったベンは、そのロボットを注文した。
ロボットは数日後に、ベンの家に届いた。
ベンは早速、この人工知能を搭載した「ウソ発見器」のロボットを試してみようと思った。
そして、家族3人そろった夕食の時間に、このロボットをテーブルの上に置いた。
ジョニー:「パパ、これは何?」
ベン:「ああ、これは人工知能を搭載したウソ発見器のロボットさ。最新の機械学習技術で作られていて、ウソを検出すると、ウソをついた人を、ピシャリとたたいて注意するんだ」
ケイト:「へえ、面白そうね」
ベン:「ところで、ジョニー、今日はちゃんと宿題やったか?」
ジョニー:「うん、やった」
この会話を聞いて、ロボットは突然動き出した。
そして、息子のジョニーをピシャリとたたいた。
ジョニーは慌てて白状した。
ジョニー:「まだやってない。後でやるよ」
ケイト:「ところで、ジョニー、今日、お友達のお家では何をしていたの?」
ジョニー:「ケーブルテレビで映画を見ていた」
ケイト:「へえ。どんな映画を見ていたの?」
ジョニー:「トイ・ストーリー」
この会話を聞いて、ロボットは再び動き出し、またしてもジョニーをピシャリとたたいた。
ジョニーはまた慌てて白状した。
ジョニー:「本当は、エロビデオ見てた」
ベン:「ジョニー、おまえはそんなもの見てたのか。パパがおまえくらいの年齢には、エロビデオなんて見たことはなかったぞ!」
この発言を聞いて、ロボットは再び動き出し、
今度は、父親のベンをピシャリとたたいた。
それを見ていた妻のケイトは笑い転げた。
ケイト:「さすが、血のつながった親子ね」
この発言に、ロボットはランプを点滅させて激しく反応しながら動き出した。
そして、ケイトをピシャリとたたいた。