ジョークの花園 ~面白いアメリカンジョークを日本語で~

英語のジョーク(Joke)から秀逸なネタを選び、独自にアレンジして日本語でご紹介。ブラックジョークやちょっぴりエロいアダルト系の小ばなしも含まれることをご了承ください。ユーモアは心の潤滑油。気軽にお楽しみください。

(今日のジョーク)賢い犬

1匹の犬が財布を首から下げ、肉屋にやってきた。

 

犬は肉のケースの前で立ち止まった。

 

肉屋の店主は犬に気づき、声をかけた。

そして、「どの肉が必要なのかね」と、尋ねた。

犬は前足で牛肉の塊を指した。

 

続けて店主は、「何ポンド必要ですか?」と尋ねた。

犬は、「ワン、ワン」と2回鳴いた。

店主はそれを聞いて、牛肉の塊を2ポンドとりわけた。

そして、「他に何か必要なものはありますか?」と尋ねた。

 

犬は、今度は、骨付きポークを指した。

店主はうなずき、「どのくらい必要ですか」と聞いた。

犬は、「ワン、ワン、ワン」と3回鳴いた。

店主は、それを聞いて、骨付きポークを3ポンドとりわけた。

そして、犬の財布から相当分の代金を抜いてお釣りを入れ、袋に入れた牛肉と骨付きポークを犬の首に下げた。

 

たまたま一人の男がその様子を見ていて、驚いた。

そして、その犬の後をつけてゆくことにした。

 

犬は歩き出し、しばらくして1軒の家に着いた。

犬はしばらく立ち止まっていたが、玄関の前で何度か鳴きはじめた。

すると、家から女性が出てきた。

 

彼女は、扉を開けて犬を見ると、渋い顔をして中に入れた。

 

ついてきた男は、女性に声をかけた。

 

「驚きました。あなたの犬とても賢いですね!買い物ができるなんて」

 

女性は、うんざりした表情で答えた。

 

「賢くなんてないわよ。この犬、家の鍵を持っていくのを忘れたのは、今月、これで2回目なんだから!」

 

  

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