ジョークの花園 ~面白いアメリカンジョークを日本語で~

英語のジョーク(Joke)から秀逸なネタを選び、独自にアレンジして日本語でご紹介。ブラックジョークやちょっぴりエロいアダルト系の小ばなしも含まれることをご了承ください。ユーモアは心の潤滑油。気軽にお楽しみください。

(今日のジョーク)交代の理由

設立して間もない激安エアラインのニューヨークからロンドン行き旅客機が、ケネディ空港でエンジンを始動させ、ゆっくりと滑走路へ向かった。

 

しかし、しばらくして飛行機は滑走路の上で突然止まり、元のゲートの位置まで戻ってしまった。

乗客たちはそのまま機内で待たされた。

 

しばらくして、パイロットが交代した、間もなく飛び立つ、という機内アナウンスがあった。

 

一人の乗客が不安に思い、キャビンアテンダントに、どうしてパイロットが突然交代したのか、理由を尋ねてみた。キャビンアテンダントは、さわやかな笑顔で、事情を説明した。

 

「機長と副操縦士が、『エンジンから異常な音がするので、このままでは飛べない』と言ったんです。そこで、もっと勇気のあるパイロットたちに交代してもらうことになりました。ご心配はいりません。彼らは、ちゃんと保険に入っていますから」

 

 

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(今日のジョーク)人工知能(AI)搭載のウソ発見器ロボット

お題「人工知能(AI)の進歩で世の中はどう変わるか?」

 

会社員のベンは妻のケイトと息子のジョニーの3人で暮らしていた。


とある休日、ネットサーフィンをしていたベンは、Amazonで最新式の人工知能技術に基づく「ウソ発見器」を搭載したロボットが売られているのを見つけた。

興味を持ったベンは、そのロボットを注文した。

ロボットは数日後に、ベンの家に届いた。

 

ベンは早速、この人工知能を搭載した「ウソ発見器」のロボットを試してみようと思った。

そして、家族3人そろった夕食の時間に、このロボットをテーブルの上に置いた。


ジョニー:「パパ、これは何?」

 

ベン:「ああ、これは人工知能を搭載したウソ発見器のロボットさ。最新の機械学習技術で作られていて、ウソを検出すると、ウソをついた人を、ピシャリとたたいて注意するんだ」

 

ケイト:「へえ、面白そうね」

 

ベン:「ところで、ジョニー、今日はちゃんと宿題やったか?」

 

ジョニー:「うん、やった」


この会話を聞いて、ロボットは突然動き出した。

そして、息子のジョニーをピシャリとたたいた。

ジョニーは慌てて白状した。

 

ジョニー:「まだやってない。後でやるよ」


ケイト:「ところで、ジョニー、今日、お友達のお家では何をしていたの?」

 

ジョニー:「ケーブルテレビで映画を見ていた」

 

ケイト:「へえ。どんな映画を見ていたの?」

 

ジョニー:「トイ・ストーリー」

 

この会話を聞いて、ロボットは再び動き出し、またしてもジョニーをピシャリとたたいた。

ジョニーはまた慌てて白状した。

 

ジョニー:「本当は、エロビデオ見てた」

 

ベン:「ジョニー、おまえはそんなもの見てたのか。パパがおまえくらいの年齢には、エロビデオなんて見たことはなかったぞ!」

 

この発言を聞いて、ロボットは再び動き出し、

今度は、父親のベンをピシャリとピシャリとたたいた。

 

それを見ていた妻のケイトは笑い転げた。


ケイト:「さすが、血のつながった親子ね」


この発言に、ロボットはランプを点滅させて激しく反応しながら動き出した。

そして、ケイトをピシャリとたたいた。

 

 

 

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(今日のジョーク)グーグル(Google)の人工知能(AI)とピザと男

 

(今日のジョーク)キャッチボール

 

ビリーとブライアンは野球が大好きだった。

天気の良いある日、国道の近くの空き地で、2人はキャッチボールを楽しんでいた。

 

ところが、突然、ビリーの投げたボールがすっぽ抜けて大きく上にそれてしまい、国道にまで飛んで行った。

 

そのボールはちょうど通りかかった一台の車の目の前を転々ところがった。運転手は慌てて急ブレーキをかけた。そのすぐ後ろを走っていた車も前の車の急ブレーキに気づいてブレーキをかけたが間に合わず、そのまま先に急ブレーキをかけた車に激しく追突してしまった。さらにその後ろを走っていた車も次々衝突し、合計5台の乗用車がクラッシュする大惨事になった。

 

さらに続いて走ってきた大型トラックは、この衝突を避けようと急ハンドルを切り、大型トラックはそのまま近くのドラッグストアに突っ込んで店ごと大破してしまった。

 

煙が上がり、うめき声がこだまし、サイレンが鳴り響く中、ビリーとブライアンは、ぼう然と立ちつくした。

そして、ブライアンが重い口を開いた。


「ビリー、次にフォークボールを投げるときは、手首の使い方を少し工夫した方がいいな」

 

 

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(今日のジョーク)小さな教会での懺悔

秋が深まったある日、フランスの片田舎の小さな教会に、杖を突きながらひとりのおじいさんが懺悔(ざんげ)をしたいとたずねてきた。

 

老人:「神父様、それは今から70年以上も前の第2次世界大戦中の1944年のことです。一人の若くて美しい女性が、うちに飛び込んできました。彼女は、パルチザン狩りをしていたナチスドイツの兵隊に追われていて、かくまって欲しいと涙ながらに訴えました。私はそれがわかったら自分もどうなるかわからないと思いましたが、彼女を屋根裏部屋に案内して望み通りかくまうことにしました」

 

神父:「あなたは戦争中に、ナチスに追われている女性をかくまったというのですね。それは懺悔を必要とするようなことではありませんよ」

 

老人:「それが。。。実は、その女性はあまりに美しかったので、私は、うちの屋根裏部屋でかくまい食料も与える条件として、彼女に体を求めてしまったのです」

 

神父:「そのようなことがあったのですが。ご老人、私はその当時は生まれていませんでした。しかし、非常に困難な時代であったことはよく知っています。戦争中は、多くの人が命を失い、物資や食料も不足し、密告を受けたり不条理な理由でつらい目にあった人達もたくさんいました。あなたがしたことは、確かに懺悔を必要とすることかもしれません。しかし、その女性はナチスにつかまっていたらそれこそ本当にひどい目にあっていたでしょう。あなたは、そのことがが知られれば自分も危険な目にあうことを覚悟で、その女性をかくまい命を助けた。戦争中という特殊な状況を考えたとき、神はきっとあなたを許すでしょう」。

 

老人:「神父様、ありがとうございます。その言葉に、私は救われた思いです。ところで、ひとつご相談があります」

 

神父:「なんでしょう?」

 

 

老人:「その女性に、もう戦争は終わっている、と伝えるべきでしょうか?」

 

 

 

(今日のジョーク)面倒見のよい老人ホーム

娘と暮らしてきたおばあちゃんが、高齢によって身体がすっかり衰えてきた。

今や、日々の生活も娘の手助けがないと出来ない。

親子は話しあい、おばあちゃんは老人ホームに入ることになった。

 

娘は老人ホームの介護士たちに、目を離さずしっかり世話をしてくれるように頼んだ。

介護士たちは真剣に娘の話を聞いた。

 

老人ホームでは、おばあちゃんは栄養のある食事を与えられ、体も清潔に保たれた。

昼には車椅子に乗ったままで、花いっぱいの手入れの行き届いたきれいな庭に連れ出され、外の新鮮な空気を吸った。

 

ところが、突然、車椅子に乗ったおばあちゃんの体が左に倒れそうになった。

介護士はこの異変を見逃さなかった。

すかさず身体を支え、まっすぐにした。

 

しばらくすると、おばあちゃんの体が、今度は右に倒れそうになっている。

介護士はまたもすかさず支え、大丈夫ですかと声をかけ、まっすぐに戻した。

 

しかし、またしばらくすると、おばあちゃんの体が、今度は前の方に倒れそうになっている。

介護士は今回もすぐに気づいて駆け寄り、声をかけ、支えてまっすぐにした。

 


翌日、娘が様子を見に老人ホームにやってきた。

 

娘:「面倒見がいい施設だって聞いたからここにしたけど、実際どう?」

母親:「ええ、とてもいいところよ。ただひとつを除いてね」

娘:「何か問題があるの?」

 

母親:「庭で車椅子に乗っているとき、こっそりおならをしようとすると、止められちゃうの」

 

 

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