ジョークの花園 ~面白いアメリカンジョークを日本語で~

英語のジョーク(Joke)から秀逸なネタを選び、独自にアレンジして日本語でご紹介。ブラックジョークやちょっぴりエロいアダルト系の小ばなしも含まれることをご了承ください。ユーモアは心の潤滑油。気軽にお楽しみください。

(今日のジョーク)無人島と魔法のランプ

乗っていた船が難破し、エミリー、ジェーン、メアリーの3人が絶海の孤島に流されてしまった。3人の女性は仲良く力を合わせ、この無人島でなんとか生き抜いた。

 

そして、6年の月日が流れた。

 

大きなハリケーンが島を通過した翌日、

3人は金色のランプが砂浜に漂着しているのを見つけた。

それは魔法のランプだった。

 

ランプをこすると、アラブ風の恰好をした大きな魔人が現れ、こう言った。

 

魔人:「おまえたちの願いを、ひとりひとつずつ、かなえてやろう」

 

そして、魔人は、3人の女性たちの願いごとを、ひとりずつたずねた。

 

エミリー:「私はもう何年もこの島にいます。なんとか家族の元に帰してください」

 

魔人:「いいだろう。えーい!」

 

こうして魔人が呪文を唱えながら大きく手を振ると、

エミリーは白い煙に包まれ、姿を消した。

 

ジェーン:「私も、もう何年もこの島にいます。家族の元に帰してください」

 

魔人:「いいだろう。えーい!」

 

またしても魔人が呪文を唱えながら大きく手を振ると、
ジェーンも白い煙に包まれ、やはり姿を消した。

 

こうして仲良しだった2人が急にいなくなり、

1人になったあせりと淋しさを感じたメアリーは、

魔人の前で、思わずこうつぶやいた。

 

メアリー:「2人ともすぐに戻ってきて」

 

 

ジョークの花園 ~面白いアメリカンジョークを日本語で~