ジョークの花園 ~面白いアメリカンジョークを日本語で~

英語のジョーク(Joke)から秀逸なネタを選び、独自にアレンジして日本語でご紹介。ブラックジョークやちょっぴりエロいアダルト系の小ばなしも含まれることをご了承ください。ユーモアは心の潤滑油。気軽にお楽しみください。

(今日のジョーク)交通違反の取り締まりと女弁護士

中年の女性弁護士が運転する自動車が、人通りの少ない交差点を通過したとき、巡回していた若い警官に、信号無視で止められた。


女性:「何か?」

警官:「今、あなたはそこの交差点を、赤信号を無視して通過しましたね。私はこの目でちゃんと見てましたよ。交通違反です。免許証を見せてください」

女性:「私は運転免許は持っていません」

警官:「え!」

女性:「数週間前に飲酒運転で事故を起こし、免許証を取り上げられました」

警官:「わ、わかりました。では、クルマの登録証をみせてください」

女性:「ありません」

警官:「え?」

女性:「このクルマは盗んだものですから」

警官:「盗んだ?」

女性:「はい。このクルマの所有者を殺し、盗みました」

警官:「殺人まで。。。」

女性:「殺した死体はバラバラにして、袋に入れて、後ろのトランクに入れてあります」


警官はこれは自分だけでは手に負えない大事件だと悟った。

そこで、すぐに警察署へ連絡し、応援を頼んだ。

 

数分後、2台のパトカーがけたたましいサイレンを鳴らして到着した。

そして、6人の警官と刑事が一斉にパトカーを飛び下り、女性が乗っている自動車を厳重に取り囲んだ。


刑事:「おい女!お前は包囲されている。すぐ、クルマを降りろ!!」

女性:「おや、なにかあったのですか?」

刑事:「とぼけるな!うちの若い警官から、おまはこのクルマの所有者を殺害してバラバラにしてトランクに隠し、さらにクルマを奪って、無免許運転で逃走中だと報告を受けているぞ!!」

女性:「殺人?クルマの盗難?無免許運転?いったい、何のことでしょう?」

刑事:「何をとぼけている!つべこべ言わず、さっさと、トランクを開けろ!!」


女性は命じられるままにトランクを開けた。

しかし、トランクの中はカラっぽだった。

応援に駆け付けた警官と刑事たちは、あっけにとられた。


刑事:「ご婦人、もしかして、このクルマはあなたのものかな?」

女性:「もちろん、そうですよ。ほら、クルマの登録証もこの通りあります」

刑事:「本当だ。うちの若い警官は、あなたは免許証を持っていないとも言っていたが?」

女性:「いいえ。ほら、これが私の運転免許証です」

女性は、バッグから運転免許証を出して、駆け付けた応援の警官と刑事たちに見せた。

彼らは免許証を確認し、確かに本物であることを確認して困惑した。

刑事:「ありがとうございます。しかし、おかしいな、うちの若い警官は、あなたは無免許運転で、クルマも盗んだもので、しかもそのクルマの所有者を殺して、死体をトランクに入れて運んでいる、と報告してきたんだが」

 

女性:「とんでもない大嘘だわ!その若い警官は私をハメようとしてるのよ!!もしかして、私が信号無視をした、なんてたわごとも言ってませんでしたか?」

 

 

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(今日のジョーク)月と太陽と酔っ払い

2人の酔っ払いが、居酒屋から出てきた。


2人は、空を見上げながら口論をはじめた。

 

一人目の酔っ払い:「見事な月だな」

 

二人目の酔っ払い:「あれは月じゃない。太陽だろう」

 

2人は互いの主張を譲らなかった。

 

そこへ、3人目の酔っ払いの男が千鳥足で歩いてきた。

 

2人は、その男に声をかけた。

 

「空に浮かんでいるあれは、月ですか?太陽ですか?」

 

3人目の酔っ払いは、うろたえながら答えた。

 

「す、すまない。おれは、この辺の住人じゃないんだ」

 

 

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(今日のジョーク)抜歯の価値

一人の男が、歯が痛くなり、歯科医へ行った。

 

歯医者:「うーん、この歯はもう深くまで虫歯になっています。抜歯するしかないですね。まあ、5分ほどで抜けますが」

 

男:「治療代は、いくらかかりますか?」

 

歯医者:「90ドルです」

 

男:「え?たった5分で済む治療のために、90ドルもするんですか?」

 

歯医者:「では、30分かけて、ゆっくり抜きますね」

 

 

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(今日のジョーク)バーの紳士と奇跡のリンゴ

(ご注意)下品なネタです。改行を入れておきますので、嫌いな方は読み飛ばしてください。

 

 

 

一人の紳士が、バーにやってきて、カウンターに座った。

 

「バーテンダー。ラム酒とオレンジジュースをくれ」

 

バーテンダーは、冷蔵庫からリンゴを1個取り出し、カンターの上に置いた。

 

紳士は、「え?」という顔をして、バーテンダーに向かってたずねた。

 

「なんだ、これ?リンゴじゃないか」

 

バーテンダーは微笑みながら答えた。

 

「このリンゴの片側を、召し上がってみてください」

 

紳士は、首をかしげながら、リンゴを手に取り、かじってみた。

そして、驚きの表情を浮かべた。

 

「あ、これ、ラム酒の味がする!」

 

バーテンダーは、うなずきながら、答えた。

 

「今度は反対側を、食べてみてください」

 

男は言われるままに、そのリンゴの反対側をかじった。

そして、目を丸くした。

 

「おー、こっち側はオレンジの味だ」

 

紳士は、信じられない、という表情を浮かべながら、さらに別なものを注文することにした。

 

「じゃあ、次はジン・トニックをくれ」

 

バーテンダーは再び冷蔵庫から、リンゴを取り出し、カウンターの上に置いた。

 

「では、こちらをどうぞ」

 

紳士が、そのリンゴをかじると、ジンの味がした。

続けて彼は、リンゴの反対側をかじった。そちらはトニックの味がした。

紳士は、驚いた。

 

しかし、紳士は、そこでふと思いつき、バーテンダーを困らせてやろうと、さらに別なものを注文することにした。

 

「女性のあそこの味がするものはあるかい?」

 

バーテンダーは、うなずいた。

そして、三たび冷蔵庫を開け、別なリンゴを取り出して、カウンターの上に置いた。

 

「こちらをどうぞ」

 

紳士はそれを手に取り、かじってみた。

しかし、「うわっ!」と声を上げ、すぐに、吐き出した。

 

「一体、なんだこれは!ウ〇コの味がするじゃないか!!」

 

バーテンダーは、微笑みながら答えた。

 

「反対側を、召し上がってみてください」

 

 

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(今日のジョーク)大企業のCEOへ就任した男への3通の封筒

ある大企業のCEOが辞任を表明し、新しいCEOが任命された。

 

前任のCEOは、数日かけて新CEOに業務の引き継ぎを行った。

 

ひと通りの引継ぎを終え、いよいよ会社を去る直前に、前任者は個室で後任の新CEOに封筒を3通渡した。

 

「いいかい、この3つの封筒は机の引き出しの奥に大切にしまっておくといい。そして、もし、どうしても解決が難しい問題に直面したときに、これを一通ずつ開けるんだ」

 

新任のCEOはその3通の封筒を受け取り、言われた通り机の奥にしまった。

 

彼が就任する前に停滞気味だった会社の業績は、しばらくして回復した。

 

しかし、半年ほど過ぎて、売り上げが伸びなくなり、利益も減り始めた。

 

苦境に陥った新CEOは、ふと、前任者が残してくれた封筒のことを思い出した。

彼は、そっと机の引き出しをあけ、一通目の封筒を取り出した。

封筒には、一枚の紙が入っていて、次のように書かれていた。

 

「前任者のせいにしろ」

 

男は、記者会見を開いた。

そして、今の会社の業績の伸び悩みは、前任のCEOに責任があった、と説明した。

彼の説明に満足した株式市場関係者は、新任のCEOに好意的な反応を示した。

会社の労働組合もこの会見に満足し、会社の立て直しに協力を表明した。

 

しばらくして、会社の業績は再び回復し、株価も上がった。

 

しかし、半年ほど過ぎると、また、売り上げが停滞しだした。

製品の不具合まで露呈した。

 

彼は個室で悩み、机の引き出しから、2通目の封筒を取り出した。

そこには、一枚の紙が入っていて、次のように書かれていた。

 

「組織を変えろ」

 

彼は立ち上がり、大規模な組織改革に着手した。

会社の業績は、再び、上昇軌道に乗った。

 

今度は数年間、順調だった。

 

しかし、また、会社の業績が行き詰まり始めた。

 

彼は社長室で頭を抱えた。

そして、机の引き出しから、祈るような気持ちで、3通目の封筒を取り出した。

 

そこには、一枚の紙が入っていて、次のように書かれていた。

 

「封筒を3通、用意しろ」

 

 

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